はじめてのiPhoneプログラミング(I/O BOOKS)
はじめてのiPhoneプログラミング(I/O BOOKS)
種類 | 情報 |
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編 | I/O 編集部 |
発行日 | 2010年7月5日 初版第1刷発行 |
発行 | 工学社 |
感想
iPhoneのプログラミングについて書いた本。たぶん。
iOS 4の発表後に書かれた本だけど、ターゲットにしてるのはiPhone OS 3.1.3。iOS 4関係の話は付録で新機能を軽く紹介してるだけ。なんだかなぁ。
XcodeやiPhone SDKの基本的な話は無し。Objective-Cの説明も無し。つまり、初心者向けの本では無い、と。
本全体では、オリジナルのUIを使ったアナログ・シンセサイザーアプリを1本作るだけ。iPhoneでアプリを開発するときのテクニックを集めてる本では無い。
途中でアナログ・シンセサイザーの関連クラスのソースコードが延々と載ってるけど、詳しい説明は無し。ただのページ稼ぎ?
誰がターゲットでどんな内容を伝えたいのか、さっぱりわからない本。この本を買って喜ぶ人間が、日本に何人居るのやら。そもそも、『I/O 編集部 編』ってどういうことなのかと。
まったく同じ名前ですでに本が出てる(『はじめてのiPhoneプログラミング(デイブ・マーク/ジェフ・ラマーチ 著)』)のに、気にせずに名前をつけるセンスも理解できない。こんな事やってて、恥ずかしくないのかな?
『I/O BOOKSの技術書に当たり無し』って断言した人が居たけど、この本もその法則にぴったり当てはまったな。
おすすめ指数:論外
(2014/02/01 読了)