C++ 標準ライブラリの使い方 完全ガイド
C++ 標準ライブラリの使い方 完全ガイド
種類 | 情報 |
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著者 | 柏原正三 |
発行日 | 2005年7月5日 初版第1刷発行 |
発行 | 技術評論社 |
感想
C++の標準ライブラリについて、使い方を説明した本。・・・そのまんまだな。「C++の標準ライブラリ」と言われてもよくわからないけど、ほとんどSTLの説明だと思ってれば間違いないかと。
STLの説明はすみずみまで丁寧にしてあるんだけど・・・ そもそも、STLにそこまでする必要があるのかと。イテレーター1つとっても、もう少しまとめられたんじゃないの? 一生使わないようなアルゴリズムって、本当に必要なの? 関数オブジェクトとかアダプタなんて論外。
コンテナとイテレーターの関係もわかりにく過ぎ。そこまでするなら、コンテナ毎に専用イテレーターを作ったほうがマシだったのでは?
全体的にネーミングセンスが酷いのも駄目な点。ifstremとかbasic_iosとか、もう少し考えるべき。rbeginとかrendなんて最悪。
これから、どうしてもSTLを使わないといけないけど、STLについては何も知らないって人にはおすすめ・・・ かなぁ。それなら、もっと良いクラスライブラリを探すか、自作したほうがマシだと思うけど。
おすすめ指数:☆☆☆
(2013/08/29 読了)