iPhone SDK アプリケーション開発ガイド

感想

iPhoneのアプリ開発でよく使われる、技術やフレームワークを紹介した本。対象となってるのはiPhone SDK 3.0かな？

著者はもともとiPhoneのハッキングをやってた人らしく、『はじめに』の部分ですべてのフレームワークが公開されてないことに関して、延々と愚痴を言ってる。そんなにAppleの方針が気に入らないんなら、自分でハードもOSも作ればいいのにね。

基本的なUIKitの話からはじまって、Quartz CoreとかCore LocationとかMedia Playerフレームワークまで説明してあるのが面白い。それぞれの項目は、必要となるAPIの説明からはじまって、最後は簡単なサンプルを示す形になってる。

逆に、Objective-Cの仕様を解説してる部分は必要なかったかな。

とりあえず目次に目を通してみて、気になる項目がある人にはおすすめ。

おすすめ指数：☆☆☆

（2014/02/01 読了）