Rubyの開発環境を構築【Mac OS X編】
普通に使ってるMacに、rbenvでRubyの環境を作ってみる。OS Xのバージョンは10.8.3で。
Homebrewをインストール
Homebrew経由でrbenvの環境を作るので、事前に、Homebrewの環境を構築。
Javaの存在を確認
HomebrewにはJavaが必要になるらしいので、まず、以下のコマンドでJavaの存在を確認。
$ java -version
Javaが無い場合、これで、Javaのインストールを促すウィンドウが出て、その指示に従ってJavaを入れることが出来る・・・ らしい。うちのMacはすでに入ってた。
Xcode Command Line Toolsのインストール
Mac App StoreからXcodeをインストール。Xcodeの環境設定画面から、「Command Line Tools」を選択してインストールしておく。
Homebrewをインストール
以下のコマンドで、Homebrewをインストール。
$ ruby <(curl -fsSk https://raw.github.com/mxcl/homebrew/go)
インストール先の説明があるので、問題がないようならENTERで続行。インストールが終了したら、Homebrewに問題がないかを確認しておく。
$ brew doctor
警告が出るようなら・・・ 自力でどうにかするしか。うちの場合、なぜか、fuseの変なライブラリが入ってたので手動で除去。問題がなければ「Your system is raring to brew.」って表示されるはず。
念のため、アップデートもやっておく。
$ brew update
実験した時点で、brewのバージョンは0.9.4。
$ brew -v
Homebrew 0.9.4
rbenvをインストール
いろいろ、まとめてインストール
$ brew install readline
$ brew install ruby-build
$ brew install rbenv
環境変数を設定
「~/.bashrc」に以下の行を追加。
eval "$(rbenv init -)"
元のファイルが無ければ、この内容だけでファイルを作成。そもそも「~/.bash_profile」が無ければ.bashrcが読み込まれないので、必要に応じて、こっちも作成。
「~/.bash_profile」はこんな感じで。
if [ -f ~/.bashrc ] ; then . ~/.bashrc fi
設定が出来たら、手っ取り早くターミナルを立ち上げ直し。まじめに「source ~/.bashrc」って打ってもOK。
$ rbenv --version
rbenv 0.4.0
Rubyのインストール
インストール
rbenvで使えるRubyの一覧を確認。
$ rbenv install -l
2.0系の最新が「2.0.0-p195」なので、これをインストールしてみる。readlineだけbrewで用意した物を使うように指定。
$ RUBY_CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=`brew --prefix readline`"
$ rbenv install 2.0.0-p195
$ rbenv rehash
Rubyをインストールしたら、「rbenv rehash」が必要。gemをインストールしたときや、bundleを実行したときも必要なはず。たぶん。
しかし、Rubyのインストール中に経過が何も表示されないのは不安だな。
動作確認
rbenvで使えるRubyの一覧を確認。
$ rbenv versions
* system (set by /Users/seek/.rbenv/version)
2.0.0-p195
Rubyを切り替え。
$ rbenv global 2.0.0-p195
Rubyのバージョンを確認。
$ ruby -v
ruby 2.0.0p195 (2013-05-14 revision 40734) [x86_64-darwin12.3.0]
あとは、同じ要領で必要なバージョンのRubyをインストールしておくだけ。
※とにかく、「rbenv rehash」重要
情報元
[Mac] Mountain Lionへパッケージ管理「Homebrew」をインストールする手順のメモ | Tools 4 Hack
http://tools4hack.santalab.me/howto-mountainlion-install-homebrew.html
Homebrew — MacPorts driving you to drink? Try Homebrew!
http://mxcl.github.io/homebrew/
[Mac]rbenvを使ってRuby2.0をインストール | hello-world.jp.net
http://blog.hello-world.jp.net/?p=503
Mac OS Xのターミナルで.bashrcを自動で読み込む方法 | サイバーまめカン 出水市でITを活用したい人のブログ
http://blog.tstylestudio.com/2010/10/12/158/
rbenv global 2.0.0-p0 - ちなみに
http://sixeight.hatenablog.com/entry/2013/02/26/045553