CocoaPods無しでAdMobを使う時のメモ
CocoaPodsを使ってAdMobを使えるようにする方法はいろいろなところで紹介されているので、あえて、CocoaPods無しでAdMobを使う実験をしてみた時のメモです。
動作を確認した環境
環境 | 情報 |
---|---|
Xcode | 6.2 (6C131e) |
iOS | 8.2 |
Swift | 1.1 |
Date | 2015/3/29 |
事前に用意しておいたもの
AdMobの広告Unit ID
"ca-app-pub-XXXXXXXXXXXXXXXX/NNNNNNNNNN"形式のもの。
AdMobのSDK
以下のURLからダウンロード。
Downloads - Google Mobile Ads SDK — Google Developers
https://developers.google.com/mobile-ads-sdk/download
今回は7.0.0を利用。
実際の手順
1. ProjectにFrameworkを組み込み
あらかじめ、AdMobのSDKをどこかに展開しておいて、Add FilesでGoogleMobileAds.frameworkをProjectに追加。
2. StoryboardでGADBannerViewを配置
UIViewをViewControllerにドロップ。適当に位置を決めて、AutoLayoutまで設定しておく。とりあえず、iPhone用ということでViewの高さは50に設定。
設置したUIViewのclassをGADBannerViewに変更。
ついでに、ViewをViewControllerに紐づけておく。
3. プログラムから必要な情報を設定してリクエスト
具体的にはこんな感じで。
import UIKit // AdMobのフレームワークをインポート import GoogleMobileAds class ViewController: UIViewController { @IBOutlet weak var admobView: GADBannerView! override func viewDidLoad() { super.viewDidLoad() // 広告Unit IDを設定 admobView.adUnitID = "ca-app-pub-XXXXXXXXXXXXXXXX/NNNNNNNNNN" admobView.rootViewController = self // テスト用デバイスのデバイスIDを登録してからリクエスト let req = GADRequest() // req.testDevices = [ // ] admobView.loadRequest(req) } }
特に問題がなければ、こんな感じで広告が表示されるはず。
まとめ
普通に使ってみたら問題なく使えた。特に引っかかるところはなし・・・ あまりにも簡単だから、誰もネタにしなかっただけなんだろうか?
AdMobの使い方の話としては、Portrait/Landscapeの切り替えとか、iPhoneとiPadの両方への対応とか、広告の表示/非表示とか・・・ やらないといけないことはいろいろ残ってるけど、それはまた別のお話と言う事で。