Java: The Good Parts
Java: The Good Parts
種類 | 情報 |
---|---|
著者 | Jim Waldo |
監訳者 | 矢野勉 |
訳者 | 笹井崇司 |
発行日 | 2011年2月23日 初版第1刷発行 |
2011年5月30日 初版第2刷発行 | |
発行 | オライリー・ジャパン |
感想
タイトルは「Java: The Good Parts」だけど、Javaのいいところを説明した本ではない。どっちかというと、「Javaが出来た当時にしては、悪くない実装だったよね」って言い訳を延々と繰り返してるような本。
インターフェイスとか、例外とか、パッケージとか、どうしてこうなったのかを必死で言い訳してるけど、どれも、問題点が残ってるのは明白なわけで。それをGood Partsって言い張られてもなぁ。いっその事、Javaの問題点をはっきり指摘するような本にすればよかったのに。今のままだと、Java教の信者が自分自身を騙すために書いた本としか思えない。
Java初心者の人が読んでも書かれてる内容がピンと来ないだろうし、ある程度Javaが使えるようになった人が役に立つようなテクニックが載ってるわけでもない。ずっとJavaを使ってきた人が、生暖かい目で読むための本なのかなぁ。そんな本に、どれだけ価値が有るのかわからないけど。
おすすめ指数:☆☆
(2013/08/11 読了)