たのしいRuby 第4版
たのしいRuby 第4版
種類 | 情報 |
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著者 | 高橋征義、 後藤裕蔵 |
監修 | まつもとゆきひろ |
発行日 | 2002年4月10日 初版第1刷発行 |
2006年2月2日 初版第6刷発行 | |
2006年8月10日 第2版第1刷発行 | |
2009年8月30日 第2版第10刷発行 | |
2010年4月12日 第3版第1刷発行 | |
2013年2月26日 第3版第7刷発行 | |
2013年6月15日 第4版第1刷発行 | |
発行 | ソフトバンククリエイティブ |
感想
対象となるRubyは2.0.0。ただ、1.9系列でも動作するように解説してある。2.0系列と1.9系列の違いについては、それぞれの箇所で軽く触れてある程度。ちゃんとしたまとめはないけど、そもそも、違いが少ないから大きな問題にはなってない。
ちなみに、この本で触れられてる(もしくは、触れられ無くなってる)2.0系列での変更点はこんな感じ。
「たのしいRuby」としてみた場合、第3版からの変更点はこんな感じ。
- 「第9章 演算子」が追加に
いろいろ散らばってた情報が、ちゃんとまとめられて解りやすくなった。 - 「第19章 Encoding」が追加に
エンコーディング関係の話がまとめられてスッキリ。 - 「第21章 Procクラス」が追加に
Proc関係の細かい話まで。 - catch / throwの話が無くなってる?
本のどこにもない。索引を見るとcatchは198ページになってるけど、実際には載ってない。 - UTF8-MACの話が追加
- ツールを作る話が大きく変更された
第3版と比較した場合、1.8系列との違いの話がバッサリ削除されてかなり読みやすくなった。いろいろなところに散らばってた話が、それぞれ、ちゃんとした章になったのも読みやすさに貢献してる。今から読むなら、絶対にこっちの方がいい。
Rubyを使う人ならだれにでもおすすめ。
おすすめ指数:☆☆☆☆+
(2013/06/05 読了)