Redmineによるタスクマネジメント実践技法

感想

どっちかというと、Redmineよりチケット駆動開発の話がメイン。「チケット駆動開発」に取り憑かれた人が、他の人間を勧誘するために書いた本って感じ。あまりにも押しが強すぎて、どっかの新興宗教みたいになってる。

Redmineの話もそこそこ書いてはあるけど・・・　具体性に欠ける。インストールの話とか、細かい使い方の話とか、そういう説明はほとんど無い。「Redmineを使えば便利ですよ」とか「Redmineはチケット駆動開発にピッタリですよ」とか、そういう話が延々と書かれてるだけ。

ぶっちゃけ「No ticket, no commit」のフレーズさえあれば、あとは、この本は要らないのかも。それぐらい、内容は薄い。

いつも失敗に終わってる開発チームのプロジェクトリーダーが、気分転換をしたいときにおすすめ・・・　かなぁ。チケット駆動開発の事を詳しく知らない人が、なんとなくでも雰囲気をつかむのにも使えそう。

おすすめ指数：☆☆☆

（2013/05/25 読了）